●は環境省の原本でこのシートが「該当する」と示しているScope・カテゴリ。
TANSO解説 — このシートの要点
国際EPDシステム(environdec.com)で、国・製品カテゴリからEPDを検索し、PDFのライフサイクル段階別GHGのうち製造段階(A1〜A3)の値を読む手順です。EPDはメーカー自身が第三者検証を受けて公開するデータなので、特定の製品・サプライヤーの一次データに近い係数として使えます。
注意点
- PDFのフォーマットは統一されていないため、EPDごとにGHGの記載箇所を探す必要があります。機能単位(1kg か 1個 か)にも注意してください。
Ver.3.6 での扱い
Ver.3.6 でもこのシートの内容に変更はありません。
原本の内容(Excelシート「bEPDの使用方法」を再構成)
以下は環境省が公開するExcel(DB_V3-5.xlsx)の当該シートを、文言・数値を変えずにHTMLへ再構成したものです。数値はExcelの表示形式に合わせて丸めて表示し、マウスオーバーで全桁を表示します。
Environmental Product Declarations (EPD)について
タイプⅢ環境ラベルの環境製品宣言の集合サイトで、PDFファイル形式で環境製品宣言が公開されています。
本マニュアルでは当該PDFの入手方法、及びGHG排出量の記載箇所を示しています。
【Environmental Product Declarations (EPD)の使用手順 1/2】
https://www.environdec.com/にアクセスする


画面上の注記
- EPDを申請した企業の所在国、申請製品のカテゴリの片方あるいは両方を選択してSearch
- Search the EPD databaseを選択


画面上の注記
- Downloaddocumentsを選択
- 原単位を取得したい製品を選択
【Environmental Product Declarations (EPD)の使用手順 2/2】


画面上の注記
- GHGはライフサイクルの段階別に掲載されているので、製造段階までを対象とする場合には、Product以下の値を利用する
- 登録されたPDFファイルが表示される
【他製品環境宣言例】
PDFは決まったフォーマットで作成されておらず、以下の例で示すようにEPDごとにPDFファイル内でGHG排出量を探す必要があります。
カテゴリ:Machinery & equipment
カテゴリ:Chemical products
製品名:EPD OTIS Gen2 Life®
製品名:Heramid® A PA66


https://gryphon4.environdec.com/system/data/files/6/13866/epd1061%20OTIS%20Gen2%20Life.pdf
カテゴリ:Electricity, steam & fuels
製品名:Electricity from European G114-2.5 MW On-shore Wind Farm

https://gryphon4.environdec.com/system/data/files/6/13222/epd
1097%20G114%202.5%20MW.pdf
出典・引用
出典: 環境省「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.5)」シート「bEPDの使用方法」(グリーン・バリューチェーンプラットフォーム)。原本の再構成部分は政府標準利用規約に基づく二次利用、解説部分はTANSO編集部の著作物です。算定・開示に用いる際は原本Excelで最終確認してください。
TANSO 炭素「[b] 海外の排出原単位データベース ⑥Environmental Product Declarations(EPD)の使用方法(環境省 排出原単位データベース Ver.3.5)」 https://tansodb.com/ef/v3-5/b-howto-epd
係数を選んだら、次は活動量。
Scope3の15カテゴリを実務目線で整理した記事と、自社の対応状況を3分で測る診断があります。