TANS 炭素

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MOE emission factor database

環境省 排出原単位データベース

Excelを開かずに検索・比較、解説つき · 最新版 Ver.3.6(2026年4月リリース)

最新版
Ver.3.6
2026年4月リリース
収録した版
2
Ver.3.5 / Ver.3.6
係数シート
20
+参考資料・海外DB
変更点まとめ
1
版間の比較ページ

環境省が公開する「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース」を、Excelを開かずにシートごとに検索・比較できるよう再構成し、TANSO編集部の解説を添えたものです。Scope3の15カテゴリごとに「どの表のどの係数を使うか」が分かる構成にしています。

排出原単位(排出係数)は「活動量 × 排出原単位 = 排出量」の掛け算に使う係数です。環境省・経産省の「サプライチェーン排出量算定の基本ガイドライン」に沿って算定する日本企業のほとんどが、このデータベースを二次データの出発点にしています。

データベースは1冊のExcelで、Scope1・2向けの温対法(SHK制度)係数への案内、輸送(燃料法・燃費法・トンキロ法)、冷媒、産業連関表ベースの金額当たり係数(400部門超)、資本財、廃棄物、出張・通勤、建物、海外DB一覧などを1シートずつ収めています。

毎年3〜4月に改訂され、版が上がるたびに数値や収録DBが少しずつ変わります。算定に使った版を記録しておくと、翌年の再計算や第三者保証で説明しやすくなります。

やりたいことから探す(TANSO解説)

Scope1・2を出したい

係数はこのDBの中にはなく、[1] 温対法から環境省の「算定方法・排出係数一覧」「電気事業者別排出係数」へ進みます。数字を入れて概算するならScope1・2かんたん計算機が使えます。

購入した製品・サービス(Cat.1)を金額で出したい

[5] 産業連関表ベースの「②金額ベース(購入者価格)」を部門ごとに掛けます。物量(t・台数)が分かるなら①物量ベース、製品単位の一次データがあるなら[4] 積み上げベース(IDEA等)が優先です。

設備投資(Cat.2)を出したい

[6] 資本財の「資本形成部門」= 自社の業種の係数 × 投資額(税込)です。

電力の上流分(Cat.3)を出したい

[7] 電気・熱の 0.0682 kgCO2e/kWh(電力)を、Scope2で使った電力使用量に掛けます。

物流(Cat.4・9)を出したい

燃料が分かれば燃料法、距離と燃費なら燃費法、重量×距離しか分からなければトンキロ法です。

廃棄物(Cat.5・12)を出したい

処理方法(焼却・埋立・リサイクル)が分かれば[8] 種類・処理方法別、分からなければ[9] 種類別の加重平均値です。

出張・通勤(Cat.6・7)を出したい

交通費の支給額があれば[11] 交通費支給額当たり、宿泊数は[12]、何も分からなければ[13] 従業員当たり・[14] 従業員数・勤務日数当たりで概算できます。

借りている・貸しているビル(Cat.8・13)を出したい

エネルギー量が分かれば[15] 建物・エネルギー、面積しか分からなければ[16] 建物・面積です。

海外拠点・輸入品の係数が欲しい

海外DB一覧で国と部門から候補を絞り、電力は世界の電力原単位を使います。

Ver.3.6 のシート一覧

[1]温対法算定・報告・公表制度における排出係数Scope1・2の係数は温対法(SHK制度)の一覧を使う、という案内[2]温対法算定・報告・公表制度における【輸送】に関する排出係数(1/3) ①燃料法輸送①燃料法: 燃料使用量 × 単位発熱量 × 排出係数 × 44/12[2]温対法算定・報告・公表制度における【輸送】に関する排出係数(2/3) ②燃費法輸送②燃費法: 輸送距離 ÷ 燃費 × 単位発熱量 × 排出係数 × 44/12[2]温対法算定・報告・公表制度における【輸送】に関する排出係数(3/3) ③トンキロ法輸送③トンキロ法: 貨物重量 × 輸送距離 から算定(積載率別の燃料使用原単位)[3]日本国温室効果ガスインベントリ報告書における【冷媒の使用】に関する 排出係数冷媒(HFC)の機種別・年間漏えい率と、CO2換算式[4]積み上げベースの排出原単位積み上げ(LCA)ベースの原単位の位置づけと、産連表ベースとの使い分け[5]産業連関表ベースの排出原単位(1/2)産業連関表ベース(2005年表・GLIO)の部門別原単位 — 金額ベースと物量ベース[5]産業連関表ベースの排出原単位(2/2)【Ver.3.6新設】産業連関表ベース(2020年表・3EID+GLORIA)の参考原単位[6]資本財の価格当たり排出原単位資本財(Cat.2)を投資額から算定する、資本形成部門別の価格当たり原単位[7]電気・熱使用量当たりの排出原単位Cat.3(電力・熱の上流)の係数: 電力 0.0682 kgCO2e/kWh、蒸気 0.0328 kgCO2e/MJ[8]廃棄物種類・処理方法別排出原単位廃棄物(Cat.5・12)の種類 × 処理方法(焼却・埋立・リサイクル)別の原単位と計算例[9]廃棄物種類別排出原単位処理方法が分からないときの廃棄物種類別(加重平均)原単位[10]旅客人キロ当たり排出原単位出張・通勤(Cat.6・7)の旅客人キロ当たり原単位 — IDEA v2.3の参照コード[11]交通費支給額当たり排出原単位交通費支給額(円)当たりの原単位 — 航空・鉄道・船舶・バス・タクシー[12]宿泊数当たり排出原単位宿泊1泊当たり 31.5 kgCO2 の原単位[13]従業員当たり排出原単位出張データがないときの従業員1人当たり(0.130 tCO2/人・年)・出張日数当たりの原単位[14]従業員数・勤務日数当たり排出原単位通勤(Cat.7)を従業員数 × 勤務日数で概算する、勤務形態 × 都市区分別の原単位[15]建物用途別・単位エネルギー使用量当たりの排出原単位リース建物(Cat.8・13)のエネルギー使用量(GJ)当たり原単位 — 建物用途別[16]建物用途別・単位面積当たりの排出原単位リース建物の床面積(m²)当たり原単位 — エネルギー量も分からないとき[17]販売した製品の使用の排出原単位販売した製品の使用(Cat.11)は製品ごとに違うため、工業会ガイドラインを案内

参考資料(国内DB一覧・海外DB一覧・世界の電力原単位・略語)を含む全シート →

Scope3カテゴリから探す

Cat.1 購入製品[4][5][5]Cat.2 資本財[4][5][5][6]Cat.3 燃料・エネ[4][5][5][7]Cat.4 輸送上流[2][2][2][3][5][5]Cat.5 廃棄物[5][5][8][9]Cat.6 出張[5][5][10][11][12][13]Cat.7 通勤[5][5][10][11][14]Cat.8 リース上流[1][15][16]Cat.9 輸送下流[2][2][2][3]Cat.10 製品加工[1]Cat.11 製品使用[1][17]Cat.12 製品廃棄[8][9]Cat.13 リース下流[1][15][16]Cat.14 FC[1]Cat.15 投資

各カテゴリのチップの右にある[番号]が、そのカテゴリに使えるシートです(Excelの各シート冒頭の●表示に基づく)。Cat.15(投資)の係数はこのDBの整備対象外で、投資先への照会で入手します。

よくある質問

このページの数値は環境省の原本と同じですか?

はい。Excelの各セルの値をそのまま載せ、表示桁数だけExcelの表示形式に合わせて丸めています(セルにマウスを乗せると全桁を表示します)。算定・開示に使う際は、必ず環境省の原本Excelで最終確認してください。

どの版を使えばいいですか?

算定対象年度の算定を行う時点で入手できる最新版が原則です(環境省もVer.3.6の利用を案内しています)。前年度の算定を同じ条件で再計算したい場合など、旧版が必要なときのために当サイトではVer.3.5も残しています。

Excel内の「<事務局>」とは何ですか?

環境省の委託事務局(検討ワーキンググループ)が既存DBを加工・独自作成した原単位という意味です。出典の一次DB(GLIO・IDEA等)そのものではなく、算定しやすいよう単位換算や加重平均が施されています。

IDEAの係数が見当たりません

[10] 旅客や[8] 廃棄物などが参照する IDEA v2.3 の係数はライセンスが必要なため、Excelにも製品コードと名称しか載っていません。環境省の特殊ライセンスの案内は[a] 国内DB一覧を参照してください。

転載してもよいですか?

環境省の資料は政府標準利用規約に基づき出典を明記すれば利用できます。当サイトの解説部分を引用する場合は「TANSO 炭素」とページURLを添えてください。

出典・免責

環境省 グリーン・バリューチェーンプラットフォーム「排出原単位データベース」の公開Excelを、政府標準利用規約に基づき再構成しています。解説はTANSO編集部の見解であり、環境省の公式見解ではありません。数値の最終確認は原本で行ってください。

係数を選んだら、次は自社の現在地。

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