TANSO解説 — このシートの要点
移動距離(人キロ)から算定する場合の原単位は IDEA v2.3 の旅客輸送サービスを使う、という案内で、Excelには製品コードと名称だけが載っています(数値はIDEAのライセンスが必要)。航空(国内・国際)、鉄道、船舶、バス、タクシー、自家用車(軽自動車の別)が対象です。
使い方
- 出張の経路別に旅客数 × 移動距離で人キロを出し、IDEAの該当プロセスの係数(kgCO2e/人キロ)を掛けます。
- IDEAを持っていない場合は、[11] 交通費支給額当たりや、温対法マニュアルの旅客輸送の係数で代替します。
注意点
- IDEA v2.3は公式サポートが終了しています。環境省の特殊ライセンス([a] 国内DB一覧参照)の扱いを確認してください。
Ver.3.5 からの変更
このシートでは 1 セルが変わっています(主な文言の変更は次のとおり)。詳しくは変更点のまとめを参照。
| セル | Ver.3.5 | Ver.3.6 |
|---|---|---|
| A9 | IDEAv2.3において該当する原単位の製品コードと名称を記載しております。サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(ver.3.3)[a]国内の排出原単位データベースより、「IDEAv2.3(サプライチェーン温室効果ガス排出量算定用)」を参照。 なお、IDEA v2.3は公 | IDEAv2.3において該当する原単位の製品コードと名称を記載しております。サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(ver.3.5)[a]国内の排出原単位データベースより、「IDEAv2.3(サプライチェーン温室効果ガス排出量算定用)」を参照。 なお、IDEA v2.3は公 |
原本の内容(Excelシート「10旅客」を再構成)
以下は環境省が公開するExcel(DB_V3-6.xlsx)の当該シートを、文言・数値を変えずにHTMLへ再構成したものです。数値はExcelの表示形式に合わせて丸めて表示し、マウスオーバーで全桁を表示します。
排出原単位について
IDEAv2.3において該当する原単位の製品コードと名称を記載しております。サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(ver.3.5)[a]国内の排出原単位データベースより、「IDEAv2.3(サプライチェーン温室効果ガス排出量算定用)」を参照。
なお、IDEA v2.3は公式ユーザーサポートの停止に伴い、新規のライセンス配布を終了しました。IDEA v2.3のデータベースを既に所有・利用している事業者については、従来通り算定することも可能ですので、事業者の判断により排出原単位を採用してください。下記以外にも、その他のデータベースを参照して算定することができます(詳細は「a国内DB一覧」を参照)。
表10. 交通区分別のIDEAv2排出原単位名称
| 交通区分 | IDEAv2における排出原単位名称 | ||
|---|---|---|---|
| IDEA製品コード | 製品名 | ||
| 旅客航空機 | 国内 | 461111000 | 航空輸送サービス, 国内旅客 |
| 国際 | 461112000 | 航空輸送サービス, 国際旅客 | |
| 旅客鉄道 | 421111000 | 鉄道輸送サービス, 旅客 | |
| 旅客船舶 | 452111000 | 内航輸送サービス, 旅客 | |
| 自動車 | バス(営業用乗合) | 431111000 | 乗合バス輸送サービス |
| タクシー・ハイヤー | 432111000 | 営業用乗用車輸送サービス | |
| 自家用乗用車 | 433111000 | 乗用車輸送サービス, 自家用乗用車(軽自動車を除く) | |
| 433112000 | 乗用車輸送サービス, 自家用軽自動車 | ||
出典・引用
出典: 環境省「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.6)」シート「10旅客」(グリーン・バリューチェーンプラットフォーム)。原本の再構成部分は政府標準利用規約に基づく二次利用、解説部分はTANSO編集部の著作物です。算定・開示に用いる際は原本Excelで最終確認してください。
TANSO 炭素「[10] 旅客人キロ当たり排出原単位(環境省 排出原単位データベース Ver.3.6)」 https://tansodb.com/ef/v3-6/10-passenger-km
係数を選んだら、次は活動量。
Scope3の15カテゴリを実務目線で整理した記事と、自社の対応状況を3分で測る診断があります。